キラキラと輝く「白く美しい歯」はビューティ記号の1つ、歯がきれいだと美人度・ハンサム度があがります。きれいな歯と言うと歯の色や虫歯の有無などを気にしがちですが、実は歯並びとかみ合わせ、それによる咀嚼力も非常に重要なのです。咀嚼はだ液の分泌をよくし口腔内を清潔に保ちます。
食物を砕いて消化・吸収を助けるだけでなく、口や顎の血流を促進して代謝を高めたり、消化液の分泌を促進します。よく噛むことで脳への血流をよくし大脳の働きを活性化、また満腹中枢を刺激することで、過食も防ぎます。
頭やあごの骨、顔の筋肉の発育も促します。なんだかいいことづくめですね。スポーツ選手が歯を強化するのは、奥歯で噛み締めることで運動神経を含む脊髄反射神経の反応がよくなるからだとされています。虫歯ケアへの意識が徹底されたせいか、子どもの虫歯は減っているのですが、一方で歯並びやかみ合わせの悪い子どもは増加しているそうです。
その原因として食事時間の短時間化と食事内容の“柔らか”化が指摘されています。よく噛んで食べることは生活習慣病や認知症の予防にも効果があると言われています。逆に咀嚼力が低下すると消化器官にも負担がかかり、健康阻害要因にもなります。しっかり噛む食事でクリアな頭＆身体作りをめざしましょう！
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